7日続落~外為警戒・安値引け

今日の東京株式市場は続落しました。


日経平均 9,291.06(-129.69)円
TOPIX 878.81(-14.63)
225先物(09/09) 9,310(-100)円


USD/JPY(15:30) 93.21円(みずほCBリファレンス)



・昨晩の為替市場は混乱しました。それにしても7連敗ですから、ちょっと泥沼にはまったか?


・NY市場。景気回復が予想以上に遅れるという懸念から序盤プラスで始まったものの、失速していく展開となりました。米エネルギー省が発表したエネルギー在庫統計で予想以上に在庫が増加していたことから原油安の展開、エネルギー関連やGEなどの資本財が売られていく展開となりました。しかし、IMFが世界経済見通しを発表し、来年の世界経済成長率を4月の+1.9%から+2.5%に上方修正しました。これを好感して引け間際に買い上げられてDJIAはプラス圏での引けとなりました。DJIAは14.01ドル高の8,178.41ドル、NASDAQは1.00高の1,747.17となりました。債券市場は堅調、10年債入札が行われ最高落札利回りが3.3365%(市場予想が3.398%)、応札倍率が3.28倍(過去10回平均が2.40倍)、間接Bidが23.9%(過去10回平均が27.9%)と好調な内容となり、これがサプライズ的な内容だったことから特に長期ゾーンが大幅高、10年債利回りは3.306%(前日は3.454%)となりました。外為市場では円が急騰、リスクオフの流れからクロス円に投げが嵩み、ドル円も一時91.82円まで買い進まれました。


・東京株式市場・前場。寄り付き前の外資系証券の売買注文動向は、10社ベースで売り3350万株、買い2160万株、差引1190万株の売り越し、金額9社ベースでも売り越しとの観測となりました。寄り付きは売り気配で始まり、9,350円でスタートした後は一旦9,310円まで下げた後はショートカバーなどが入り、9,380円まで戻し、下げ幅を縮小しました。その後は戻り売りをこなしながら推移、10時30分には9,390円まで戻していく場面がありました。しかし、先物の9.400円のところには1000枚単位の売り指値が控えており、92円台では輸出関連にもあまり買いが入らずの展開で上値が重い展開となっていました。


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・後場。アジア株安でSGXで弱含み、9,360円で寄り付いた後は売りが優勢となる展開となりました。外為市場でドル円は落ち着きを払う動きとなっていましたが、金融株の下げがややきつくなり、その後13時1分に9,300円の安値を付ける展開となりました。その後はSQ前ということもあり模様眺めのなかで安値もみ合いの展開が続きました。13時33分には9,290円を付け、一段安になりかける場面もありましたが、下値での買い指値も厚く、売り叩く向きは限定的となりました。終盤まで安値圏でのもみ合いが続き、引けにかけては売り優勢の展開となり、結局安値引けとなりました。出来高は208,017万株、売買代金は1,376,082百万円。債券市場は小反落。米債高や株安などが手伝い買われていく展開も高値警戒感から利食い売り優勢、JGBFは4銭安の138.72円。外為市場はNY市場の波乱を引き継いでドル円も軟調に推移しましたが、92円台では買い物も入り、一時93円台半ばまで買い戻されましたが、そのあたりでは上値が重くなりました。



・今日の相場はDJIAが小反発ながらもCME225先物が円建てで9,295円、ドル建てで9,345円で帰ってきたものですから、それに鞘寄せして始まるのも仕方がいないですね。SQ前ですから変なポジションを取りづらく、また92-93円のレベルであれば日銀短観で示された企業の採算レートである94円半ばのレベルを割り込んでしまっているので、特に輸出企業は買いにくいですね。さらに金融もみずほや大和やオリックスが増資で、大和が値決めのための安定操作期間に入っていますので野村にヘッジの売りが集中しやすくなりますから、そんな感じで金融も買いにくいような展開となるのも仕方がないところです。


・投資主体別売買動向


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今週は外国人の買いと自己の売りが目立ちます。自己の売りは裁定解消売りとみてよいのですが、225ベースで先物を売っていたのが金融法人4主体(生損保・都地銀・信託銀・その他金融法人)で合計356億円の売り越しとなっていました。このことから、先物へのヘッジ売りの主体に対して裁定解消売りが現物に出され、それを外国人が買い向かったという構図です。外国人は先物でも若干買い越しです。買いの意図は良く分かりませんが、それなりの量ですから、継続性に注目でしょうか(とはいえ7月1日以降負けっぱなしですから売っているのでしょうけど)。個人は相変わらず信用で買い長となっちますね。個人信用に関してはまだまだ難平が効くレベルなのかもしれませんが、評価損益率が悪化して持ちこたえられずにある程度投げないことには需給面での整理がつかなくなるわけで、まだまだ買い下がりの余裕がある現段階では調整は未了なんでしょうね。


・明日はSQ。一体どの価格で決まるのでしょうか?

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by kabu-gion | 2009-07-09 17:03 | マーケット雑感


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