2009年 02月 13日 ( 2 )

4日ぶり反発~イベント控え伸び悩み

今日の東京株式市場は反発しました。


日経平均 7,779.40(+74.04)円
TOPIX 764.59(+4.30)
225先物(09/03) 7,770(+20)円


USD/JPY(15:30) 91.08円(みずほCBリファレンス)



・春一番らしいですね、妙に暖かいです。


・NY市場。13日にも採決が行われる7980億ドルの景気刺激策についてリセッションからの脱却には不十分との見方や、新規失業保険申請件数が62.3万件(前週は63.9万件)となり、雇用情勢の一段の悪化から売りが出され、直近で買い戻されていた金融株が軟調に推移していきました。1月の小売売上は予想外のプラスとなるものの、好感する向きも多くなかったようで一段安、一時246ドル安までありましたが、終盤、ロイターが、


米政府、住宅ローンの返済支援プログラムを検討=関係筋


と伝わり、金融問題への解決策への期待から、ショートカバーなどの買いが入り、急速に下げ渋る展開、最終的にはDJIAは6ドル安で引けました。CME25先物も小じっかり、大証比60円高の7,810円となりました。外為市場はドル円で90円台後半のところまで値を戻しました。債券市場は30年債入札が行われ、応札倍率が2.02倍(前回は2.07倍)となり無難と受け止められ堅調に推移していましたが、終盤株価が持ち直すと買い疲れ感からの売りが出されて失速。


・東京市場・前場。寄り付き前の外資系証券の売買動向は売り2610万株、買い1930万株、差引680万株の売り越し、金額9社も売り越しとなりました。本日は寄り付きにSQ算出が行われ、市場観測で225型1銘柄あたり売り31万株、買い35万株、差引4万株の買い越しとなり、SQは7,811.93円(確報)。寄り付き時点から1時間はこのSQ値が上値抵抗ラインとして意識される展開、ドル円やクロス円がやや軟調推移していたこともあり、なかなか上値の重い展開となっていましたが、10時過ぎあたりから買い動意がみられ、SQ値を抜く場面もあり、その後はそれを巡る攻防戦の展開となっていました。下値では年金の買いも入っているとの観測もあり、しっかりの展開で推移しました。

a0120390_1911219.gif


・後場。上海、香港高からドル円もしっかり、SGXでは一時7,875円まであった流れから前引けよりも40円高く始まりました。その後は一段上値を目指し、一時7,890円まであったのですが、週末にG7、来週の月曜日に本邦GDPが行われ、債券市場が底堅く推移していたこともあり、戻りは限定的、その後は7,850円近辺でのもみ合いとなりましたが、14時20分あたりから手仕舞い売りが出され、米国で航空機が墜落したというニュースで為替市場でややドル売りの動きもあってその後は7,800円を割り込み、SQ値を割り込んで、引けは後場の安値。債券先物は6銭高の139.36円。


・このところの需給動向について。今日は投資部門別売買動向が公表されました。


投資部門別売買動向(出所:東証)

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これによると、先週も相変わらず外国人の売りに対して信託銀行の一手買いの構図。信託が2420万株買って外国人が1829億円の売り越し、どうやらこの構図が継続する段階では下値は売り込めず、上値は買い上げられずという感じの需給動向となっているようです。結局年金の買いが継続して入っているのでしょうから、3月期末まで下値は極めて硬そうなイメージがあります。一方で外国人が売り枯れるまでは上値は重い感じも否めません。個人は信用売りの現物買いでNETは小幅。個人は資金の足が長いか短いかの差のスタンスの違いでしかありません。先物では外国人が359億円の売り越し、銘柄ではNを買ってTを売ってNETで売り越しという感じです。


・今晩からローマG7。FX業者は顧客に恒例の注意喚起。論議されそうなネタは、


①保護主義・・・「バイ・アメリカン」とフランスの自動車業界救済策
②金融改革・・・世界的な金融規制改革。
③為替・・・円高・ポンド安が問題だが論議にならない見通し
④景気刺激策と不良資産・・・新たな問題を示すことは無い見通し


このようなところだとされています。本邦に伝わってくる観測では保護主義が主題にされると言う見方が大勢なのですが(無論これは大問題)、気になるのは昨晩からポンドに関しての当局者の発言が結構出ていること。英ダーリング財務相がイタリアの経済紙に「英国はユーロを導入しない」ということをいってみたり、ブラウン首相が「英政府、ポンドを目標としていない」としてポンド安に対する懸念を払拭しようとする発言が目立つことです。それだけポンドが売られていること、つまり市場は英国の景気と金融の問題が相当深刻であることを懸念しているのです。今週は米国の金融問題がテーマとなって動いてきましたが、それが一段落すると再度欧州の金融経済問題も波乱の種として蒸し返されるかもしれません。


・16時に発表されたドイツのGDPは前期比-2.1%、ユーロ圏域内は前期比-1.5%となりました。いずれも予想を下回るものとなっています。ユーロ圏とは一蓮托生であるロシアの問題も懸念で、再度通貨危機となった場合には欧州の金融機関のダメージも大きくなるとの見方もあり、この問題にも意識してみておく必要があります。


・それでは今週もお疲れ様でした。良い週末をお過ごしください!!

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by kabu-gion | 2009-02-13 19:15 | マーケット雑感

SQ=7,811.93円(推計)

2009年2月限SQは、

7,811.93円

となりました。


なお、上記のSQはあくまでも推計値です。正式なSQは引け後に大阪証券取引所から公表されます。

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by kabu-gion | 2009-02-13 09:29 | SQ