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急反発~ドレッシングの香り漂う相場

今日の東京株式市場は反発しました。


日経平均 9,958.44(+174.97)円
TOPIX 929.76(+14.44)
225先物(09/09) 9,930(+110)円


USD/JPY(15:30) 95.74円(みずほCBリファレンス)



・まぁ、場中にそれなりに入ったのかもしれませんね。四半期末ですから一応の節目です。


・NY市場。ウィンドードレッシングの買い観測が流れ薄商いの展開でしっかりとなりました。原油が2.33ドル高だったことからエネルギー株がしっかりという展開となりました。ドイツ銀行がマイクロソフトの目標株価を30ドルに引き上げたことも好感されました。DJIAは90.34ドル高の8,529.38ドル、NASDAQは5.84高の1,844.06となりました。債券市場は中国人民銀行の周小川総裁が外貨準備政策に変更なしとの発言や資産ポートフォリオに入れ替えに伴いドル建て資産を増加させているという動きから債券買いの動きとなりました。10年債利回りは3.478%(前日は3.528%)。外為市場は欧州委員会の6月ユーロ圏景況感指数が予想以上に上昇し、株高も手伝いドルと円が売られる展開となりました。


・東京株式市場・前場。寄り付き前の外資系証券の売買注文動向は、10社ベースで売り1850万株、買い1480万株、差引370万株の買い越し、金額9社ベースではやや買い越しとの観測となりました。8時30分にいくつかの経済指標が発表され、完全失業率は5.2%(Est. 5.0%、有効求人倍率は0.44倍(Est.0.45倍、過去最低)となりました。寄り付きは買い気配で始まり、先物は9,920円で寄り付きました。その後先物にまとまった買いが入り、9時34分に先物で10,000円を付けました。その後はその近辺での売り買い攻防の展開となり、10時11分に現物も10,000.30円を付け、大台を一時回復する場面もありました。戻り売りが優勢となる場面もありましたが、ドレッシング買い期待も強く、買いも入っていたことから拮抗した値動きとなりました。


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・後場。後場寄りは前引けとあまり変わらないところで寄り付いた後、売り買いが拮抗する展開となりました。13時台にやや売り物が出されていくものの、ドレッシング買いへの期待からその後は買われ、先物で9,990円まで付ける場面もありました。引けではインデックス売りが優勢となり、終値で10,000円を回復することはできませんでした。債券市場は続伸。小反落で始まった後CTA筋と思われる買いなどが入りしっかりの展開となりました。JGBFは前日比22銭高の138.10円。外為市場では仲値不足観測があったものの買いは入らず、ドル円は次第安の展開となっていきました。



・今日のところは何も材料がなかったわけですが、基本的にはドレッシング期待が相場を押し上げたという感じなのでしょう。値嵩株が強く、他はそんなに高くはないような感じの相場でしたからね。とはいえ10,000円以上では売り物も相当出されており、売り方以外は誰が高値で買うのだろう?という雰囲気もなかったわけではないようです。


・6月は4カ月連続で陽線引けとなりました。イベントの谷間でしたからそれなりに売りニーズも少なかったような相場でした。今のところSQ天井となった感が強いですが、7月はどうなりますか。7月相場を占う上で重要なことはイベントの影響でしょうね。国内では政局、海外では金融決算でしょうか。国内の政局は非常に混沌としており、東京都知事選あたりが一つのポイントとなりますね。


・海外では金融機関の決算動向でしょうか。商業用不動産ローンやクレジットカードローンでどの程度貸倒引当金を計上する必要があるのか、といったところでしょう。当然4月に計上した負債利益という下駄は外れます。商業用不動産に関してはあまりに情報が伝わってこないので不透明極まりないのですが、クレジットカードローンの貸倒については4月にも述べましたが、失業率と比例します。


バンカメ(BOA)のクレジットカード貸倒率と米失業率(出所:バンカメの決算資料)


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この図は4月の時のものでしたが5月の失業率は9.4%で、6月は9.6%が予想されています。これを受けてクレジットローンの貸倒は4月のものよりも大きくなっていくものと予想されます。このあたりが7月相場の不安材料でしょうか。北浜では「天神底」という言葉もあるように7月はパフォーマンスがあまり良くないのですよね。今年はどうなりますやら。


・今月もお疲れさまでした。

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by kabu-gion | 2009-06-30 17:21 | マーケット雑感

反落~それなりに悪材料が

今日の東京株式市場は反落しました。


日経平均 9,783.41(-93.92)円
TOPIX 915.32(-11.44)
225先物(09/09) 9,820(-80)円


USD/JPY(15:30) 95.40円(みずほCBリファレンス)



・まぁ、悪材料は結構でましたね。環境関連も主役交代?


・NY市場。5月の個人消費支出は前月比+0.3%となり、貯蓄率が過去15年で最高を記録したことにより個人消費の減速感が示されたことから売り優勢の展開となりました。原油先物が1%の下落となり、エクソン・モービルなどのエネルギー株が軟調、個別決算動向では住宅建設のKBホームの純損失が市場予想を大きく上回り、半導体のマイクロンも同様に純損失が拡大されたことも嫌気材料となりましたが、携帯情報端末のパームの第4四半期決算は純損失が市場予想を下回ったことから急騰、結果としてハイテクは買われ、主力は小安いといった展開、またRussel2000の入れ替えからNASDAQは大商いとなりました。DJIAは39.41ドル安の8,438.39ドル、NASDAQは8.68高の1,838.22となりました。債券市場は変わらず。PCEデフレーターが前月比+0.1%(Est.+0.3)となったことからインフレが緩和されており、FOMCは年内ゼロ金利政策を維持するとの見方から底堅い展開となりました。10年債利回りは3.528%(前日は3.526%)。外為市場は中国人民銀行がIMFに対して加盟国の外貨準備の一部を管理すべきと提言したとのことでドルが売られる展開となりました。スイス国立銀行が自国通貨売り介入を続けるとの見方からスイスフランが安い展開となりました。


・東京株式市場・前場。寄り付き前の外資系証券の売買注文動向は、10社ベースで売り1780万株、買い1390万株、差引390万株の売り越しも金額9社ベースでは買い越しとの観測となりました。8時50分に5月鉱工業生産指数が発表され、市場予想+7.0%に対して、


+5.9%


となりました。寄り付きは現先ともに小幅安で始まった後に売りをこなしながら次第に切り返していく展開となりました。その後は9,900円台の前半のところで推移し、10時30分に今日の高値9,950円を付ける形となりましたが、10,000円を目前にして上値を追いづらい展開となっていきました。前引けはそれでも高値圏での取引終了となりました。


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・後場。後場寄りは前引けとそれほど変わらないところで寄り付きました。しかし、上値は重く、次第に戻り売り優勢の展開となっていきましたが、13時過ぎにBloombergが、


みずほFG:今週中にも普通株6000億円の募集開始-関係者


と流し、同社株が急落していく展開の中でTOPIX主導でマイナスに転じた後は売り物が出されていく展開となり、日中安値を切り下げていく展開となりました。一時9,750円まで下げる展開となり、全面安に近い展開となりました。金融株や市況関連株、あるいはゴールドマンが「売り」でカバーを開始したGSユアサがストップ安になるなどしてグリーンエネルギー関連も総崩れとなりました。引けはやや値を戻して取引を終えました。


・いろいろな悪材料が出てきましたから、仕方がないですね。いくつかありました。


・GSユアサに関しては、個人投資家の動向を図る上で指標的な銘柄となります。つまり、急騰していく銘柄を担保に入れて信用で何か他の銘柄を物色(二回建ても含む)しており、この銘柄が崩れると他のところに波及していく構図があります。実際この銘柄についてはゴールドマンが「売り」を出してきたのですが、その理由がPERが高くテーマ性で急上昇した銘柄は間もなく急落したケースが多いとしているのだそうです。個人的にも割高なんでしょうし、今の相場はあくまでも理想買いに過ぎず、現実にリチウムイオン電池や電気自動車が普及し、確実な利益成長が見込める現実買いのフェーズになるのかどうかがこの銘柄を占う上で重要になるのではないかと思います。まぁ、実際収益があがるには時間がかかるのかもしれませんが。


・みずほFGの増資について。予想はされていたことなのでそんなに違和感がありません。ただ、先週末に大和証券G本社が増資を発表し、これが意外だったことから同社株が急落していったことから増資というネタには相当神経質になっているのかな?という感じがします。(意外なところが出たらごめんなさい)金融系の大所のファイナンス関しては大和とみずほさえやってしまえば当面は出尽くしになるのでしょう。


・非鉄など市況関連の地合を悪くさせたのが中国の国家発展改革委員会が備蓄のための非鉄金属の買い付けを一時停止と伝わってきたことでした。中国は4兆元の景気刺激策を行ってインフラ整備など内需刺激の経済対策を行っており、このために非鉄などが戦略備蓄として買ったことから非鉄市況では需給がタイトになり、価格が大きく上昇、コモディティ全般に波及して騰がっていきました。しかし、中国がこれをやめるとなれば(中国のぞく)世界的なリセッションがあるわけですから、デマンドが落ちてきて商品の需給は緩みます。そうなれば商品の価格にも波及していくわけでして、今晩のKMEなりNYの商品市場の動向に注目していかなければならないようです。


・個人的に中国というのはバブルになっている国だと思われます。外需はダメですので電力使用量などに反映され、工場閉鎖もまだまだ続いているのですが、この国のM2と固定資産投資の伸びをみていると明らかにバブル的なにおいがするのですよね。固定資産投資では第一次産業とか第二次産業中心に伸びており、ストックバブルに入っている可能性があります。あるいは最近の特徴としては人民銀行が市中銀行に貸し出しを増やすようにノルマが課せられているため、その結果M2が相当伸びていることに反映されていますが、そのうち何割かが株なり不動産なりに向いており、政府系エコノミストが中国に資産バブルの兆候があると指摘しているようです。

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by kabu-gion | 2009-06-29 19:43 | マーケット雑感

続伸~今日は雑感のみにさせていただきます

今日の東京株式市場は続伸しました。


日経平均 9,877.39(+81.31)円
TOPIX 926.80(+7.03)
225先物(09/09) 9,900(+110)円


USD/JPY(15:30) 95.86円(みずほCBリファレンス)



・今日は所用により雑感のみとさせていただきます。


・NY市場はバーナンキさんの信認?この方は金融危機の数少ないヒーローだとか。


・東京市場は上値のしこりが取れていればいいかなぁ?なんていう気もします。大量に先週買い越した個人の玉が捌き切れていればもう一度SQ値トライなんでしょうけど、なかなか大台を前にして戻り売りも多そうな感じもします。


・来週は短観やら雇用統計やらですね。慌ただしく忙しい週にどうしてもなりそう。短観と雇用統計通過後は日本はいよいよ政局の季節ですし、アメリカでは金融中心に決算シーズンですよね。


・それでは今週もお疲れさまでした。良い週末をお過ごしください。

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by kabu-gion | 2009-06-26 19:48 | マーケット雑感

大幅続伸~イベント通過

今日の東京株式市場は続伸しました。


日経平均 9,796.34(+205.02)円
TOPIX 919.77(+17.91)
225先物(09/09) 9,790(+220)円


USD/JPY(15:30) 96.29円(みずほCBリファレンス)



・まぁ、みるみる騰がっていったかなぁ、なんていう感じで眺めておりました。


・NY市場。朝方発表された経済指標は5月の耐久財受注が前月比+1.3%(Est. -0.6%)、5月の新築住宅販売は前月比-0.6%の34.2万戸(Est. 36万戸)となりました。耐久財受注が予想に反してプラスだったことを受けてキャタピラーやGEなどが買い優勢となっていきました。オラクルの四半期決算で利益がアナリスト予想を上回ったことからハイテクなどにも買いが入りました。そしてFOMC声明文が発表され、以下のような声明文となりました(邦訳はロイター)。


4月の会合以降に入手した情報は、経済の収縮ペースが減速していることを示している。金融市場の状況は過去数カ月間に全般的に改善した。家計支出は一段の安定化の兆しが見られるものの、雇用喪失の継続、住宅資産の減少、信用のひっ迫によって引き続き抑制されている。企業は設備投資や雇用を削減しているが、売上高に沿った水準に向けた在庫の調整が進展しているようにみられる。経済活動は今後も当面、弱い状態が続く公算が大きいものの、金融市場や金融機関の安定化に向けた政策措置、財政・金融政策上の刺激策および市場の力が、物価安定を伴う持続可能な経済成長の緩やかな回復に寄与すると、FOMCは依然として予想する。

エネルギーその他の商品価格が最近上昇した。しかし、かなりの資源の緩みがコスト圧力を弱める可能性が高く、FOMCはインフレが今後も当面、抑制されると予想する。

こうした状況の中、景気回復を促し物価安定を維持するために、FRBは利用可能なあらゆる手段を用いる。FOMCは、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標水準をゼロ─0.25%に据え置くとともに、FF金利を長期間、異例に低水準とすることが経済状況により正当化される可能性が高いと、引き続き予想する。

すでに発表のとおり、住宅ローン・住宅市場を支援し、民間クレジット市場の全般的状況を改善するため、FRBは年内に政府機関が保証するモーゲージ担保証券(MBS)を最大で総額1兆2500億ドル、政府機関債を最大2000億ドル購入する。さらに、秋までに最大3000億ドルの米国債を買い入れる。FOMCは経済見通しや金融市場の状況の進展を踏まえ、証券買い取りの時期と総額を引き続き検討する。FRBはバランスシートの規模や構成を監視しており、その結果としてクレジットと流動性プログラムを調整していく。


 今回の声明に賛成票を投じたのは、バーナンキ委員長、ダドリー副委員長、デューク、エバンズ、コーン、ラッカー、ロックハート、タルーロ、ウォーシュ、イエレンの各委員。



これを受けて長期金利が上昇したことから株式にも売りが出され、ボーイングが連日の大幅安となり、DJIAは23.05ドル安の8,299.86、NASDAQは27.42高の1,742.34となりました。債券市場は反落、5年債入札が行われ、最高落札利回りが2.700%と市場予想を下回り、応札倍率が2.55倍(過去10回平均は2.16倍)、間接Bidが62.8%(過去10回平均が33.5%)となり、概ね順調なものとなりましたが、FOMCで米国債買い入れ枠増額がなかったことから売りが優勢、10年債利回りは3.694%(前日は3.624%)となりました。外為市場はFOMCで緩和策据え置きを受けてドル買い優勢、スイス中銀が自国通貨売り介入を行ったとの観測からスイスフランが急落していきました。


・東京株式市場・前場。寄り付き前の外資系証券の売買注文動向は、10社ベースで売り1890万株、買い1830万株、差引60万株の売り越し、金額9社ベースでは買い越しとなりました。寄り付きは買い気配で始まり、9,640円で寄り付いた後はしっかりの展開、一旦は9,620円まで押すものの、その後は上げ幅を次第に拡大していく動きとなりました。ドル円が円安方向に進行して10時48分には9,770円まで買い進まれていく展開となり、上げ幅を広げたまま高値圏での引けとなりました。


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・後場。後場寄りもしっかりで始まり、その後も株先売り/債先買いを進めたといわれるCTAなどの踏み上げ観測などが入り、大幅高となっていきました。14時11分には9.890円まで買い進まれ、上げ幅を300円に拡大していきましたが、買い戻し一巡すると利益確定売りや戻り待ち売りに押されて高い所からは100円ほど押し戻されての引けとなりました。値嵩ハイテクや市況関連がしっかりの展開となっていきました。債券市場は小反落。銀行勢が5-6年限の利付国債売りに押されました。JGBFは7銭安の137.63円。外為市場ではFOMC通過後とゴトビの仲値不足を手掛かりにドル円が堅調となり、96円台に入っていく動きとなりました。



・今日のところはFOMCを終えてイベント通過ということもありますし、そろそろ月末が意識される展開ですから、買い戻佐ざるを得ない向きが踏まされたという感じなのでしょうね。このところ円債先物市場(JGBF)が8連騰しており、株価は調整気味で株先売り/債先買いのオペレーションが組みやすかったのでしょうね。先物の手口なんか見てもそんな感じですね。CSさんあたりが連日で結構買い戻しています(先物の手口はこちらを参照)。


・FOMCについて。何もなかった、ということですね。出口論もなし、米国債買い入れ枠増額もなし。という感じでマーケットにはニュートラルでした。債券が売られる理由付けにはなったのでしょうけど、これでドルや株が売られるということにはあまりならなかったわけですね。まぁ、出口論はしばらく封印なんでしょうけど、連銀内部には不満もあったのでは?とも思われます。



・投資主体別売買動向。


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先週分は明らかな変化です。これまで「外国人買い+自己の裁定買い」という順パターンが崩れ、個人が現物信用で4928億円買い越しに対して自己が裁定解消売り、外国人も売りをぶつけてきたという構図ですね。225先物でも外国人が808億円の売り越しです。高値圏での個人の一手買いは嫌な傾向でかなり気になるところです。10,000円割れでこれまで買い遅れた個人投資家が押し目を買ったという感じなのでしょうけど、外国人や自己がリスクポジションを外している傾向がはっきりした以上、取り残され気味となった個人の買い玉をどのように整理していくか?というところなんでしょうね。


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by kabu-gion | 2009-06-25 19:40 | マーケット雑感

小反発~FOMC声明を前に様子見

今日の東京株式市場は反発しました。


日経平均 9,590.32(+40.71)円
TOPIX 902.46(+0.77)
225先物(09/09) 9,570(+30)円


USD/JPY(15:30) 95.48円(みずほCBリファレンス)



・FOMC前ですから、自律反発といっても鈍い感じなのでしょうね。


・NY市場。全般FOMC開催中とあって方向感の乏しい様子見となりました。10時に発表された5月の中古住宅販売件数では前月比+2.4%の477万戸(市場予想481万戸)となり、住宅市況の回復の鈍さから上値が重くなりました。787ドリームライナーの初飛行の延期したボーイングが6.76%安となり、指数全般の下押し圧力となりました。半面でエネルギー株がコモディティの反発を受け小幅高となり、下値は限られました。DJIAは16.10ドル安の8,322.91ドル、NASDAQは1.27安の1,764.92となりました。債券市場は堅調となりました。2年債の入札が行われ、最高落札利回りは1.151%(市場予想は1.212%)、応札倍率は3.19倍(過去10回平均が2.48倍)、間接Bidが68.7%(5月は54.4%)と好調な内容となり、ヘッジはずしの買いなどを集めました。外為市場ではFOMCでの利上げ観測後退の見方からドル売りの動きとなり、ウェーバー独連銀総裁が政策当局は利下げの余地を使い果たしたと発言したことを受けユーロに買いが入り、一時1.41ドル台に上昇しました。


・東京株式市場・前場。寄り付き前の外資系証券の売買注文動向は、10社ベースで売り1220万株、買い1800万株、差引580万株の買い越し、金額9社ベースでも買い越しとの観測となりました。8時50分に5月の貿易統計が発表され、貿易黒字は前年比-12.1%の2998億円となり、市場予想の2128億円の黒字を上回る内容となったことを受けSGXで買い優勢となりました。寄り付きは反発し9,600円でスタートしました。その後は9,620円まで買い進まれた後、やや上値が重くなる展開となりました。10時過ぎに北朝鮮が中・短距離ミサイルを発射見通しとの報道がなされたことをきっかけに売り物が出され、指数がマイナスになる場面となり、前引けも小甘い形となりました。


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・後場。アジア市場が堅調な動きとなっていたことから後場寄りは反発して始まりました。その後は次第に引き締まる展開となり、13時17分に日中高値の9,630円までありました。しかし、FOMC声明を控えて積極的に買いに動く向きは限定的、商いも多くなく、次第に売り物優勢となって上げ幅を縮小して取引を終えました。市況関連が反発し、値嵩株が強かったのですが、銀行など加重型がさえない展開となり、終日225優位の相場推移となっていました。債券市場は堅調、現物10年債利回りが1.4%を割り込むところまでありました。日銀の残存1年超10年以下の国債を対象に実施した買い切りオペが順調な結果となり、買い戻しを誘いました。JGBFは8連騰、26銭高の137.70円。外為市場はFOMC前に小動きもドル円で95円台を固めていく動きとなり、ユーロも強含む展開となりました。



・イベント前なのですから、こんなものなのでしょう。日本時間の明日の3時15分まではあまり動けないのでしょうね。そこからどう動くのかは短期的な方向性を決めますから、とても重要になるわけなのですけどね。


・FOMCに関しての見立ては月曜日に書いたことから基本的に変わりはありません。改めて言わせていただくとステートメントに出口戦略論に関する記述がなされることはおそらくないのではないかと思われます。あまりにも出口論云々言う人がいますので、個人的にはどうなのかな?という感じがします。過去最大規模の1040億ドルの入札を行っている最中に債券市場の地合を悪くさせるようなことはわざわざ言わないだろうという見方があるわけでして、インフレ圧力だとか、そんなニュアンスには出してこないんだろうと思います。そして回のステートメントの役割というのは、これまでギャップがあったマーケットの認識と当局の認識のずれを修正していくためにあるのでしょう。そのあたりはおそらくFF金利先物に出てくるのではないかと思われます。


FF金利のフォワードカーブ(出所:CBOTのデータより作成)


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6月5日に雇用統計が出た後に11月には25bpの利上げをする、ということを100%織り込んでいたわけなのですよね。雇用情勢が回復して出口論がFRB内部で語られてきているのではないかとの憶測も呼びました。結果として長期金利が上昇する形になってしまってマーケットはインフレ期待を高めてしまった、ここに当局の認識とマーケットの認識にずれがあったのだと思います。ここでステートメントで市場との対話を図ろうというのが今回のFOMCの会合ではないのかな?と個人的に予想しています。


・米国債買い取り枠増額についてはわかりません。何にもしない可能性が高いようですが、考えてもみれば金融市場が曲がりなりにも安定感を増してきたことを考えればこれ以上の緩和策は逆にインフレ期待を高進させる可能性もあるわけですから、これ以上緩和する大義名分はあまりありません。とはいえ、未だ回復していない住宅市況の下、住宅ローン金利の跳ね上がりというのはどうしても抑制しなければならないわけです。その時の妥協案として期限延長論もありますが、3000億ドルの買い入れ枠に対してすでに1774億ドルも使っちゃっているわけですから、これを採用した場合にはいずれ増額論が出てくるものと思われます。カードとして年末まで温存する可能性はありますけどね。ちょっとこのあたりは読み切れず、どうするのか?このあたりが焦点でしょうね。明日になればすべてわかることですから、まぁ、気長にステートメントを待ちたいところでしょうか。


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by kabu-gion | 2009-06-24 17:04 | マーケット雑感

急反落~国際商品安+世界株安

今日の東京株式市場は反落しました。


日経平均 9,549.61(-276.60)円
TOPIX 901.69(-20.79)
225先物(09/09) 9,540(-290)円


USD/JPY(15:30) 95.04円(みずほCBリファレンス)



・今日は何回も取り上げますが、世銀の見通しって昨日の日経夕刊には載っていた話なので、昨日の東京市場で何も反応がなかったのは摩訶不思議という声が多かったようですね。


・NY市場。世銀の報告書で今年の世界経済の成長率をこれまでの-1.7%から-2.9%に下方修正されました。また新興市場株安(ロシアが-4.97%)で国際商品市況が軟調、LME全面安からアルコアが売り優勢の展開、さらに原油市場も4%下落してシェブロンなどのエネルギー株が下落していきました。さらに金融もリセッションの深刻化から下落、取締役会のメンバー2人が辞任したバンカメは-9.68%。そんな形で全面安商況となり、DJIAは200.72ドル安の8,339.01ドル、NASDAQは61.26安の1,766.19となりました。債券市場は堅調。世銀見通しやFOMCの声明文において早ければ年内にも利上げの観測を鎮静化させる内容にすることを検討すると伝えられたことから買い優勢となりました。FRBは年限4-7年の米国債を4億9700万ドル購入したことも手掛かり材料となりました。10年債利回りは3.684%(前日は3.772%)。外為市場ではコモディティの下落からオーストラリアドルが急落、カナダドルなども売られました。リスク回避からドルと円に買いが入りました。


・東京株式市場、前場。寄り付き前の外資系証券の売買注文動向は、10社ベースで売り2540万株、買い1220万株、差引1320万株の売り越し、金額9社ベースでも売り越しとなりました。寄り付きは売り気配で始まり、9,640円で寄り付きました。国際商品市況が安かったことから商社などの市況関連中心に売りが出されました。9時26分には先物にまとまった売り物が出され、9,600円レベルを割り込み9時26分には9,540円まで売り込まれる展開となりました。その後はややもみ合う場面もありましたが、香港市場が始まる10時50分あたりに再度下値をのぞきに行く展開、先物で9,510円までありました。


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・後場。後場寄りは前引けとあまり変わらない水準で寄り付いた後、9,540円をコアとして小幅なレンジが繰り返される展開となり、そのまま動きがないまま引けました。債券市場は堅調。国内金融機関からの現物買い観測に加え海外勢の先物買いなどが入り、株安も追い風となりJGBFは44銭高の137.44円。外為市場では朝方からクロス円が売られていく展開、ドル円もそれに引きずられる形で一時94円台に突入する場面もありました。



・世銀の話は冒頭にも書いたように昨日の日経夕刊にそんなに大きくないスペースで書かれていたのですが、21日発表のものであり、それを材料で売るなら東京から始めれば良かったのに、という感じでしょうかね。商品とか株式とか買い持ちしていてポジションを一旦外したい向きが針小棒大にこのネタを扱ったという感が強いですね。3月から騰勢を強めたロシアがここのところで20%下げてきたのでベア・マーケット入りとかいう話もありますから、とりあえず3月からの反騰相場の調整局面なんでしょうね。一目の日足基準線(9,648円)を下に抜けたのが4月28日、このときはダマシだったのですけど、今回もダマシにしておかないといつの間にか抵抗線になってしまうような感じなんでしょうか。



・先週も信用買い残を大きく増やすというのはあまり良くない傾向ですね。3市場信用残では、


信用売残 946,850百万円(-72,630百万円)
信用買残 1,498,211百万円(+220,302百万円)
信用倍率 1.58



先週は10,000円を割り込んで押し目を作って戻りが大きくはなかったわけですからしこりをかなり大きく作ってしまったという印象があります。日経10,000に続きTOPIX1,000に必要なのは銀行株だということを書いたのですけど、その銀行の信用買い残の増え方が大きいですね。これをみるとみずほは3005万株増加、三菱UFJは2276万株増加となっています。みずほに関しては売り残も増えていますが買い残の10分の1ですから厳しいですね。日経平均が10,000円に乗せて8営業日、先物10,000タッチを入れると9営業日ですからその高安の中間をとった一目転換線は9,841円ですから、このレベルは当面意識せざるを得ないだろうという気もします。まぁ、これらのしこり玉をふるい落とすには値幅調整と日柄調整が必要となっていくのでしょうね。

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by kabu-gion | 2009-06-23 19:23 | マーケット雑感

続伸~環境関連は賑やか

今日の東京株式市場は続伸しました。


日経平均 9,826.27(+40.01)円
TOPIX 922.48(+3.51)
225先物(09/09) 9,830(+60)円


USD/JPY(15:30) 96.13円(みずほCBリファレンス)



・引け際にやや売られたものの、中身はしっかりした相場だったようです。


・NY市場。GSがマイクロソフトを売上高の増加に伴い純利益は予想を上回る可能性として「コンビクション・リスト・バイ」に指定、またアップルの新型iPhoneの予約が好調だったことからハイテク株中心に買われました。また、規制当局への提出文書で政府に売却した優先株の減価償却に絡み11億ドルの一時費用を計上すると明らかにしたJPモルガンが2.4%高となりました。一方で原油相場が安くなりシェブロンなどのエネルギー関連が安くなりました。クアドロブル・ウィッチングのため、商いが膨らむ展開となりました。NYSEで21億株の商いとなりました。債券市場は反発。ムーディーズがカリフォルニア州の格付けを引き下げると明らかにし、質への逃避から米国債に資金が流れました。10年債利回りは3.772%(前日は3.807%)。外為市場はEU首脳会議において共同声明で「持続可能な」景気回復の兆しがみられるとして追加景気浮揚策の必要性がないとの見解を受け世界的なリセッションが緩和されるとの観測からドルが売られました。キングBOE総裁が英経済が最悪期を脱したとの発言を受けポンドが買われました。


・東京株式市場・前場。寄り付き前の外資系証券の売買注文動向は、10社ベースで売り1410万株、買い1310万株、差引100万株の売り越し、金額9社ベースでも売り越しとの観測となりました。寄り付きは現先ともに小幅高で始まりました。その後は小動き、一旦は9,830円まであったものの上値での売り指しが厚く、これを抜けきるだけの買いが入りませんでした。その後はやや売り物に押され、一旦8,760円まで下げる場面もありましたが、前引け間際に買いが入りました。大型株の上値が重いものの、環境関連などは一旦先週末に売りが殺到したものの、早速切り返す動きとなり、内需も買われ市場のマインドはそれ程悪いわけではなかったようです。



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・後場。上海市場が堅調に推移していたこともあり、SGXでも先物は強含み、後場寄りは前引けよりもやや高い所で始まり、その後は上値を追っていく動きとなりました。売り指値が厚い9,840円を抜いていくと買い戻しなどを誘発し、13時40分過ぎには9,900円を付ける場面もありました。しかし、三井住友のファイナンスによるTOPIX算入(本日引け時点)によるリバランス(1100万株程度の買い需要)からTOPIXコア銘柄などに売りが出され、引け際に上げ幅を縮小する展開となり、小幅高水準での引けとなりました。債券市場は小幅続伸。NY市場が上昇した流れを受け継ぎ、さらには国内系の買い観測からJGBFは8銭高の137.00円。外為市場はドイツの公的債務拡大報道からユーロが売られる展開、クロス円からドル円にも波及してドル円も95円台に入る展開までありました。



・40円高にしては値上がりが1189、一時は1400もあって全面高だったわけで、それを考えると指数は重く、個別が買われるという感じだったのでしょうね。指数寄与度の大きい値嵩ハイテクや加重の三井住友除く銀行は軟調だったわけで、そういった指数に関係のない銘柄などが買い進まれた感じなんでしょうか。GSユアサや明電舎など先週末に急落した環境関連株が反発して見せたりするような感じですので、指数以上にマーケットはホットだった感じでしょうね。



・今週は6月相場のヤマ場といえるのでしょうね。FOMCと1040億ドルの過去最大の米国債入札(23日に2年債、24日に5年債、25日に7年債)が同時的に控えています。声明文においては1040億ドルの入札を円滑に行わなければならないので出口戦略論は出てきません(もし出てきたらトリプル安もあるのでしょう)。日本の場合は時限的緩和措置の終了を持って出口戦略でしょうが、米国の場合は利上げに照準が置かれています。従って米国債入札の局面でインフレ懸念だの何だのは声明文で言っていられないわけです。


・そして問題になるのは3000億ドルの米国債買い入れ枠について増額があるのかどうか、というところです。今のところは増額しないという見方が多いようですから、仮に増額するならば市場ではサプライズと受け止められる可能性があります。それは債券市場にストレートに効いていきます。半面で増額をしなかった場合には今年9月で買い入れを終える予定から年末まで延長される可能性もあります。この場合には好感されるかどうかはちょっと微妙、ニュートラルでしょうかね。ネガティブになるのは米国債の買い入れ期間と枠を現状維持で据え置くことでしょうか。こうなると入札にも影響を与えて10年債で4%を超えてしまう場合には株にもネガティブに効いてくる話だろうと思われます。声明文の内容に関しても、この間のベージュブックのようなやや弱気のトーンを踏襲するのでしょうけど、楽観的なニュアンスを多く入れてしまうのもちょっと危険な感じもします。とにもかくにも米国債を投資家に捌かなければいけない状況の中で債券売りを誘うような地合にさせてしまうのはまずいわけですよね。

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by kabu-gion | 2009-06-22 16:59 | マーケット雑感

反発~電池関連総崩れ

今日の東京株式市場は反発しました。


日経平均 9,786.26(+82.54)円
TOPIX 918.97(+7.78)
225先物(09/09) 9,770(+40)円


USD/JPY(15:30) 96.88円(みずほCBリファレンス)



・今日は通院につき相場はみておりませんでした。


・NY市場はフィリー指数が凄い改善を見せていたのですが、あんまり騰がれなかったですね。ちょっと調整色が強いのなかなぁ、なんて感じていました。


・東京市場はGSユアサとか古河電池とか新神戸とか関東電化とか、こういったグリーンエネルギー関連の下げが大きくなっています。グリーンエネルギー関連は息の長いテーマですからこれで終わってしまったという感じではないにせよ、一本調子で騰がってきたバッテリーなんかはお休みなのでしょうかね。まぁ、他にも原子力だとか太陽光だとか新エネルギー関連、さらにはスマートグリッドなんかありますから、そういったテーマ株が今後物色対象になっていくのかもしれませんね。


・今週もお疲れさまでした。良い週末をお過ごしください。

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by kabu-gion | 2009-06-19 19:38 | マーケット雑感

反落~買い疲れ

今日の東京株式市場は反落しました。


日経平均 9,703.72(-137.13)円
TOPIX 912.21(-11.02)
225先物(09/09) 9,730(-100)円


USD/JPY(15:30) 95.85円(みずほCBリファレンス)



・昨日は都合によりお休みいただきました。


・NY市場。朝方発表された経済指標では5月のCPIが前月比+0.1%(市場予想は+0.3%)となりました。オバマ政権の金融規制改革案によってS&Pでは規制強化と不安定な金融市場により経営環境が今後一段と厳しさが増すとの見解から米銀18行の格下げを実施したことから金融株が軟調推移となりました。しかし、議会民主党指導部では全国民に医療保険を義務付け、企業に場行院への福利厚生を付与するように強制する法案を進めるなど医療制度改革への期待からヘルスケアが買われる展開となりました。FedExの業績見通しが「極度に厳しい」経営環境から弱気になったことも市場センチメントを冷やしました。一方でハイテクは買われました。DJIAは7.49ドル安の8,497.18ドル、NASDAQは11.88高の1,808.06となりました。債券市場ではCPIが予想よりも低くインフレ懸念の緩和やFRBによる2016年5-2019年5月までの米国債70億ドルを買い入れたことが手掛かりとなり買われていきましたが、来週に2・5・7年債入札を控えていることから警戒する向きもあり売りも出され軟調となりました。10年債利回りは3.686%(前日は3.649%)となりました。外為市場ではCPIが予想を下振れしたことから早期利上げ論が後退、ドルが売られ、円が全面高となりました。MPC議事録において資産買い取りによる量的緩和を継続し、過去最低の金利に据え置くとしたことからポンドがユーロ、ドルに対して売られました。


・東京株式市場・前場。寄り付き前の外資系証券の売買注文動向は、10社ベースで売り2210万株、買い1400万株、差引810万株の売り越し、金額9社ベースでも売り越しとの観測となりました。寄り付きは9,770円で始まった後売り優勢、9時27分には9,670円までありました。その後は9,600円台後半のところでもみ合う展開となりました。市況関連の鉄鋼、海運、商社が軟調な半面で食料、情報通信などの内需系が堅調に推移しました。


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・後場。後場寄りは前引けとはそれほど変わらないところでスタートしました。その後12時30分に一時9.650円まで売られる展開までありましたが、その後はもみ合いとなる展開となり、方向感に欠ける相場推移となっていきました。鉄鋼の中には5%を超すきつい下げとなる銘柄もあり、金融も次第安の展開となっていきました。しかし、引けにかけては買い戻しが入り、9,700円台で引けました。債券市場は株安を材料に買い先行で始まりましたが買い一巡後はやや伸び悩み、JGBFは136.75円。外為市場ではドル円が95円台でもみ合いの展開となりました。



・今日のところは外為市場でドル円が95円台に入ってきて、という外部環境ではなかなか買いにくかったのでしょう。「リスク・オフ」がはやっているそうで、商品・株式売り、ドル・ユーロ売り・円買いの流れになっているようです。まぁ、パラボリックや新値三本足は陰転しており、明日以降切り上がる25日線(18日終値では9,606.51円)や横ばいの一目基準線(9,584.28円)がサポートとなるのかどうか、ややテクニカル的に正念場に差し掛かったといえるのかもしれません。



・金融規制改革については、金融機関が高収益を求めるあまり過剰なリスクを取ったことで金融市場が混乱に陥った時のパニック的な状況を未然に防ごうとしているのですが、ウォールストリートにはあまり受けは良くないようです。FRBは強大な権限を持つことになるようですし、店頭デリバティブ(CDSなど)は取引所などの「透明性のある」場所で一括して行うようにするようにしたり、あるいはリスクポジションに相応する資本と流動性を持たせるようにさせることなどが規制強化策の内容です。AIGの場合はCDSのプロテクションを一手売りし、資本や流動性対してに過度なリスクポジションを晒していたわけで、こういったカウンターパーティーリスクを抑えるには有効なのかもしれません。しかし、あまりにも金融機関のリスク規制を行うとそれはそrで金融機関の収益力低下につながる懸念もあるわけですから、ウォールストリートの反論もわからないわけではありません。収益性の低下からS&Pは金融18行を格下げしたのですから、この時点での規制強化は金融機関にはアゲンストなのかもしれません。



・投資主体別売買動向。


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外国人や自己が買うパターンである、いわゆる順のパターンという構図は変わりませんが、外国人は225先物で1109億円の売り越しとなっています。このあたりはおそらくヘッジか裁定(現物買い・先物売り)なのかもしれませんね。一方で都地銀が693億円先物で買っていますから、その分の裁定買いのオペレーションが自己によってなされた可能性がありますね。個人はさすがに10,000円の大台を週末に超えてきましたから現物はヤレヤレの売りを出したと思われますが、信用は買い越しですね。先週末までの申し込み分の評価損益率も-5.55%まで上昇してきていますから、引き続き物色意欲は旺盛なようで、このあたりは回転が上手く効いているのですが、昨日の日経にもありましたが、ここのところ回転日数が低下しておりこのあたり相当短期売買も過熱を示すサインが出てきたようです。回転が効かせられるうちはいいのですが、回転が効かないと買い残も高水準にあるため、しこりにならなければいいのかな?という感じもします。



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by kabu-gion | 2009-06-18 17:52 | マーケット雑感

今日はお休みいただきます

今日は都合によりお休みさせていただきます。
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by kabu-gion | 2009-06-17 19:56 | マーケット雑感